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競技・遊戯を際立たせるメソッドとは

2024/06/25

遊びやスポーツに見立てよう

遊戯・競技は対象を遊びやスポーツに見立てて表現するメソッド。おもちゃやテレビゲームに製品を見立てたり、製品を使って遊びを提案したりといった企画ができる。

競技も野球やサッカーなどの身体を動かすのもや、将棋やチェスなど盤上の物まで適用できます。競技人口がおおいものは、日本だけではなく世界に向けて発信する手段となります。

たとえば、「Treeze Tag」という動画は鬼役の人につかまるとゲームが終わるまでその場から動けなくなるという遊びを、カメラで撮られたら動きが止まるというルールにして遊戯化しています。

製品がもっている機能や素材の特徴と、それぞれのスポーツの好意やルールとの間に共通点を見出すことができると、視聴者に製品の特徴をより印象的に伝えることができ効果的です。

スポーツのルールやイメージを借りて、製品の特徴を伝える企画もあります。2019年のラグビーW杯開催時、AIG損保が配信した動画は、ラグビーに魅力と保険商品の特徴を伝えることを両立させた例です。街を球場に見立てた企画もありました。

遊戯・競技は新しいルールをつくらなくても、ランニング、縄跳び、バスケットなどすでに動き方がよくわかってるスポーツにテレビゲームの要素をかけ合わせることでも十分に成立するでしょう。


ラインナップ・種類の豊富さを伝えよう

収集は、さまざまなバリエーションをたくさん集めることで、製品を使ってみようという気持ちを促したり、製品の汎用性を伝える効果があります。

収集を使うときの注意点は、1つの動画に入れる収集例と秒数のバランスです。多くの収集例を入れようとすれば、動画の尺は長くなりますよね。見込客に対するウェビナーなどであれば、さまざまな事例をたくさん知ることは、視聴者にとってメリットがありますよね。

しかし、広告に使用する場合、配信するプラットフォームによっては出稿する秒数が定められており、収集例が増えると1つの例に割ける秒数が減ってしまいます。短い秒数で収集を使う場合は、出来るだけバリエーションを豊かにすることがポイントでしょう。

収集は事例紹介などと相性がいいです。自社製品がさまざまな業界、部署などに利用可能なものであれば、そうした事例を広く集めた動画をつくって、見込客獲得に活用できそうですよね。

導入事例なら「大企業」「中小企業」「ベンチャー企業」や「シニア」「中年」「若者」など、使う場所なら「空」「海」「川」など、収集事例の間の差異を大きくすることを意識しよう。


あらゆるものを置き換えよう

置換は視点、語り手、立場、主語、場所、時代などを置き換えるメソッド。たとえば、通常はパソコンのディスプレイで操作する画像編集ソフトを地下鉄の電車内での操作に置き換え、ディスプレイの中でソフトウェアが起こす変化や機能性をよりダイナミックに伝えようとする動画があります。

また、蒸気で素早くシャツなどのしわを取るスチーマーをユーザーではなく衣類スチーマーからの視点に置換した動画もあります。

置換は「する・される」という関係で考えると企画しやすくなる。「誇張」で取り上げた掃除機で考えると、吸う側と吸われる側の視点を置き換え、吸われるごみや掃除機が使われる場所に視点を置いて発送することができます。


模擬するとは

模擬はシミュレーションのメソッドです。「もし○○時代に□□があったら…」と時代を置き換えるのにもよく使われたりします。たとえば、王候貴族の時代にメイドが現代の吸引力の強い掃除機を使うことで掃除が早く終わり、余暇の時間が増えた…といった発想もあります。


拡大・縮小するとは

拡大と縮小はサイズを置き換えるメソッド。製品の特徴を際立たせるために細部をクローズアップして、機能や構造そのものを見せたり、小人や巨人、虫や妖精、天上の神様の視点になって見せたりする方法です。

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