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ドメインの重要性と制作丸投げの危険性

2023/08/28

長い間使われているドメインほど、検索で上位に表示される

実は、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンが検索順位を決定する要素のひとつに、この「ドメインの期間」があると言われています。期間とは、インターネット上にそのドメインが存在している期間の事です。つまり、取得して数か月しか経っていないドメインと数年にもなるドメインを比較した場合、数年のドメインの方が検索上、有利に働くということです。

そして、この期間はお金で解決することができまん。在籍2年のドメインと同じだけの価値を得るためには、インターネット上に2年という期間存在している必要があるからです。そして、2年経過したとき、先のドメインは4年になり、おいつくことができません。

このように、長時間大切に使ってきたドメインは、まさに【お宝】と言っても過言ではありません。

制作会社がサーバーの運営も行っていた場合などでは、制作会社を変更すると手続きが面倒になるのでドメインを変えてしまったり、新規に取得することを新しい制作会社から進められる場合があります。しかし、よほどの理由がない限り、それはやめた方がいいでしょう。 ただし、前の制作会社が過度のSEOなどを行ってしまい、検索エンジン側からペナルティーなどを受けている場合は変更した方がよいケースもあります。会社名などで検索しても、なぜか全く検索結果に表示されないなどの場合はその可能性があります。

その場合は、制作会社がちゃんと調べてくれるはずですから、よく確認してから判断してください。


自社のビジネスのことを熟知しているのは発注者自身

中小企業がホームページを制作する際、ほとんどの場合、専任のウェブ担当者が置かれることはありません。基本的には、営業や総務など他の業務を兼任する担当者が窓口になっている場合が多く、社長自らが窓口というケースも決して珍しくありません。

このようにウェブ担当者は多忙を極めているため、ホームページの制作やリニューアルを外部に依頼する場合、制作会社に丸投げしてしまうことがどうしても多くなります。

しかし、それではよいホームページが出来上がりません。ホームページは、営業車やコピー機とは違います。営業車なら車のプロに任せておけばいいし、コピー機も業者の方が詳しいので、その選択は丸投げでお願いしても問題ないでしょう。

しかし、ホームページは、自社のビジネスを表現するツールです。制作会社は、ホームページを制作する技術や集客施策などについてはプロフェッショナルかもしれませんが、ビジネスの肝となる部分については、やはり発注企業側である皆さんの方が格段に知識が豊富であるはずです。したがって、ビジネスの内容や商品の知識については、制作会社に教えるつもりで積極的にコミュニケーションをとってください。

いい制作会社なら、その手間を惜しんだりはしないはずです。もっと皆さんの会社の商品知識を吸収したいと向き合ってくれるはずです。なぜなら、クライアントのビジネス背景や意図をきちんと把握した方が、制作会社としても、結果として出戻り(やり直し)が減り、作業が早く進むからです。

制作会社については、外注先の1つと考えてしまいがちですが、以上述べたようなホームページの本質を理解し、丸投げにならないようにくれぐれも気を付けてください。


特定の業界に強いことをアピールする制作会社に要注意

また、「弊社は不動産会社専門です」と特定の業界に詳しいことをアピールしている制作会社がありますが、こちらも要注意です。

ある業界に特化しているということは、やり方も画一化しているということです。つまり、他社で使ったホームページのデザインやプログラムを販売しているのです。一度使ったり作ったものなので、そちらの方が効率がいいからです。しかし、他社と同じようなサイトで、本当に集客などで勝てるでしょうか?

数あるウェブサイトの中で埋もれないためには、オリジナリティが必要です。何も寄をてらったようなデザインである必要はありませんが、ビジネス上での優位性やプライオリティを自社なりに出さなければ、いい結果には結び付きません。

中小企業に求められるのは、他社との差別化です。1つの業界だけに特化しても、うまく行かない理由です。

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