STAFF BLOG スタッフブログ

声を届けて信頼を獲得するとは

2024/07/15

声を届けて頼を獲得する

インタビューは製品を購入・使用した顧容やユーザーの「推奨の声」「証言」として使用したり、製品開発者や生産者などの想いを本人が直接語したりすることで、製品に対する宿類感や親感などを伝えるメソッド。
BtoBであれ BtoCであれ、自社製品の導入を検討してもらううえで導入事例のインタビューが効果的です。導入事例はテキストと写真で制作してWebページやPDFにされることが多いですが、実は動画の使いどころなのです。

1回の取材でテキストと写真で作成した導入事例記事(Web ページ、PDFなど)と動画の両方をつくると効率的です。動画の方がわかりやすいという方もいれば、テキストで読んだ方が早いという方もいるからです。記事と動画を両方つくるなら、導入した理由、導入を検討した背景、導入までのプロセス、導入後の効果など詳しい情報は記事に譲り、動画はそれらの大事なポイント、ワンメッセージだけを伝えるダイジェストとして使用することをおすすめします。

見込客育成を目的とする場合、できるだけ見込客とコミュニケーションをとる手段と回数を確保しておく必要がある。先にダイジェストとしての導入事例動画を送り、その動画を見て問合せが来たりアポが取れたりすればラッキーですね。動画は見たけれど資料はダウンロードしていない見込客には、その後詳細な資料を送るという二段構えでコミュニケーションをとることができます。

動画化価値の高い「人」の要素を伝えるうえで大切なのは、「いわされ感」を出さないことです。ウソの体験や感情を伝えることは論外ですが、出演者にセリフを書いたカンペを読んでもらうと、どうしても「いわされ感」が出てしまいます。「いわされ感」は視聴者にとっては本人の言葉として伝わらず、ウソくさく感じてしまいます。これではせっかくの動画化価値が逆効果になってしまいます。

そこで、インタビュー動画の撮影では話を聞くことを主目的にし、その話している様子を収録するのがおすすめなのです。また、話している様子をただ撮影するだけではなく、話している内容に応じた動画や静止画を差し込んでいくと、視聴者によりわかりやすく、情緒的に情報を伝えることができますね。


もっともポピュラーなメソッド

テレビショッピングは製品の販促・プロモーション動画としてもっとも自作しやすく、効果につながりやすいメソッド。実際のテレビショッピング番組は30分から60分のものをよく目にしますが、テレビCMでも使われているのです。

テレビショッピングには黄金律ともいえる構成があり、これに則れば30秒で製品の特徴を伝えきることができ、最初に製品が必要になるシーンを想起させ、問題提起します。
季節性のある製品なら「いまの時期、〇〇〇でお困りですよね?」といった問いかけを、季節に関係なければ「〇〇〇の業務、面倒ですよね?」といった表現ですね。また、問題解決的な製品ではなく付加価値をもたらすような製品の場合は「〇〇になったら素敵だと思いませんか?」といった提案を行います。この部分で視聴者に「あるある」と共感させ、心を“つかむ”必要があります。

その後は、提起した問題、提案した生活を実現してくれる製品の登場。続いて、その製品の動き、製品を使用した、体験した人物の感想を伝えて、最後に料金やお得なキャンペーンなどのお知らせが入ります。30分や60分のテレビショッピング番組であっても基本的な構成はこれと変わらないです。番組の場合は30分の枠をもたせるために、タレントを出演させて「すごぉ~い」や「でもお高いんでしょう?」といったにぎやかしをしたり、購入者のインタビューを挟んだりしていますよね。秒数の長短に関わらず大事なポイントは、紹介する製品の動画化価値を伝えること。どの動画化価値が当たるかわかりにくいため、できるだけ視聴者のインタビューをはさんだりしているのです。

page top