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SEO対策を業者に依頼するときは期間と費用を想定しておこう

2024/01/15

コストから見たSEO対策とは

コストの面では、広告費を3万円でスタートしたのにやっぱり足りないので5万円にアップしましょうとなるのは良くあります。効果を上げなければいけませんので、広告コストが不足しているのであれば、増額したいと思うのが業者の気持ちです。

しかし、アクセス数アップが目的ではなく、あくまで問い合わせや注文数などの向上が目的の場合、そもそも費用対効果が上がるのかが重要です。アクセス数がアップしていないから、広告費を追加するというのでは、結局お金を払ってアクセス数が増えた、問い合わせは一向に来ないといった悪循環になることが想定されます。そうした状況にならないためにも、月5万円を12か月といった具合に最初に費用とコストを決めておくのが良いでしょう。

出来れば業者にもその旨を伝えておきましょう。そうすれば、無理なアクセス数アップに走らず、きっちり効果が上がる対策をしてくれるでしょう。もし、費用を増額するのであっても、今までの対策の効果報告があり、その数値を元に費用を増額すると、アプローチできる数がどのくらい増えて、その結果、どの程度の効果が見込めるか、きちんと指針が示されてからお願いするようにしましょう。


スピードは中小企業の武器となる

ホームページ施策において、大企業に比べて、中小企業は集客力をはじめ、色々な部分不利な状況にあるということはこれまでにおいてもお話しました。昔はインターネットを利用している会社とそうでない会社があったり、技術的にも流動的な部分があったため、いち早くインターネット上でビジネスを開始した会社が勝てるなどと言われていた時代がありました。

残念ながらいまだにこういった考え方で、ホームページを作れば儲かると安易にページ制作を依頼されるクライアントも少なからずいらっしゃいます。またそうしたクライアントを相手に、ホームページで売り上げ倍増しますよと、ホームページ制作を進める制作会社も多数存在します。

しかし、現在ではまともなビジネスをしている会社なら、ほぼ100%ホームページを持っています。また、ネット市場もすでに成熟しており、現在では広告費など一定のコストをかけなければ露出させることさえ困難な時代です。また中小企業でも大企業に勝てると言われていたものが、今では中小企業が少しくらいいいアイデアを出しても、すぐに大企業に真似されるようになりましたし、地域に関係なく全国のユーザーを相手にできるはずが、全国の同業他社すべてがライバル会社になってしまい、猛烈な争いが行われています。


インターネットで中小企業の強みを生かそう

したがって、まるで魔法のようにホームページを作っただけで売り上げが増えるといった幻想は捨てて、インターネット上だからこそ、1つひとつの地道な作業を積み重ねて、ユーザーの信頼を勝ち取っていかなくてはいけないことを考えましょう。

コストや知名度、ブランド力など、どれをとっても中小企業にとっては厳しい環境ではあるのですが、中小企業が大企業に勝てる要素として、スピードを意識することが大切です。大企業では組織が大きくなって、ウェブへの反映スピードがどうしても遅くなります。また体制を整えるのに時間がかかり、ページ制作までの時間が遅くなりがちです。

しかし中小企業は決裁の承認者が少なく、すぐに作業が行えます。このスピード感こそが中小企業にとっての最大の武器になります。それなのに、制作会社に見積りを取って、制作依頼をして数か月後にやっと作業を行っている会社が多いのが現状です。

制作会社と信頼関係を結び、ビジネスのスピード感を一緒に体感してくれるような担当者とホームページの施策を行うことができれば、効果の上がるウェブサイト施策ができます。

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