多くのメディアと連携しよう
あらゆるホームページとリンクさせよう
中小企業の場合、大企業と比べてもっとも弱い部分が、集客力です。大企業のような知名度がなく、露出も高めの広告予算もあまり使えないので、ユーザー側からアクションを起こしてもらわないといけないウェブにおいては、非常に不利と言わざるを得ないです。したがって、少しでもユーザーを取り込む可能性を広げるための施策として、1つでも多くのメディアと連携することが重要です。
メディアというと、テレビやラジオなどのマスメディアを想像してしまいますが、会社から情報発信しているものは全てメディアでしょう。たとえば、紙の会社案内や商品パンフレットでもホームページへ誘導できますし、顧客に渡す提案資料や年末年始のご案内、カレンダーなど、1つでも多くのメディアにホームページへの誘導を記載しよう。会社案内や名刺はよく見ますが、案内資料や年賀状などには意外と記載がなかったりしますよね。
ちりも積もれば山となる!
また、ただ単に「ホームページはこちらです。」とするのではなく、「事例など多数掲載。詳しくはホームページへ!」など、より効果的な誘導に切り替えることで、少しでも集客を上げるようにします。そんなことをしても、せいぜい月に30人が平均3ページ見たとしたら90ページものビューが底上げされることになるのです。全体数から見れば数パーセントかもしれませんが、多くの中小企業にとっては、この数パーセントの数字さえ確保するのが困難な状況です。ぜひ、ちりも積もれば山となるを実践してください。
またメディアと連携することで、色々な媒体からニーズの異なるユーザーをゲットできます。それによって、サイト改善に必要な基礎データを集めるのにも良いでしょう。
トレンドよりも、わかりやすを優先しよう
「インターネットの技術」と聞いて、日進月歩の技術革新が行われているのではないかと思っている人も多いのではないでしょうか。確かにホームページをはじめとするインターネットを取り巻く環境においては、次から次へと、新しい技術が生まれているのは確かです。実際、一部のウェブサイトは、目新しい表現方法を用いた斬新なページで話題になっているものもあるのです。
制作会社においても、こういった新しい技術や理論を取り入れたホームページ制作を行うことで、より高い付加価値を付けて制作単価を高くしたり競争力を高めたりしようとしています。しかし、多くの中小企業にとって、このような最新のトレンドや技術を取り入れることにどれほどのメリットがあるのでしょうか。正直言ってほとんどないです。
最先端技術よりも大切なことがある
中小企業のホームページにとって重要なのは、目新しさや斬新さよりも、正しい情報をわかりやすく表現するこ。この正しい情報をわかりやすく表現することは、すでにウェブの世界では確率されている技術であり、トレンドとは無縁です。
例えば、以前全てのページを同じ技術を用いて、従来のホームページよりも動きのあるダイナミックなホームページを施一作するこよが流行った時期がありましたが、以前と言ってもたかだか数年前の事です。しかし、今日ではすべて同じ技術でできたホームページなんて、一部の明確な目的を持ったページを除いて、逆に古めかしいサイトになってしまったのです。
しかし、それ以前からあった、一般的な手法で制作されたホームページはしっかりとメンテナンスされていれば、そのようなことにはなっていないでしょう。技術に頼らず、内容を大切にしましょう。トレンドに流されるとお金ばかり無くなってしまいます。
中小企業のホームページは、インターネットの最新トレンドをホームページで活用することは、決して重要ではないことを忘れないでください。