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ホームページ制作の予算は先に伝えよう

2023/10/23

ホームページ制作やリニューアルを外部の制作会社に依頼する場合、予定している金額を先に伝えるクライアントはありません。少しでも良いホームページを安く制作したいという気持ちは、どのクライアントも同じですから十分に理解できます。しかし予算がすでに決まっているのなら、先に伝えてしまう方がいいと思いませんか?

もし、しっかりとした調査が完了しており、制作する内容やボリュームがはっきりしているのであればその内容で見積もってもらうことが可能です。しかし、中小企業の場合、そこまでの分析はおろかどのように制作していいかわからない状態で制作会社に依頼していることもあるかと思います。仮に現在のホームページ10ページの構成だったとします、「このホームページをリニューアルをリニューアルしたいので見積りをお願いします。」と制作会社に依頼したとします、依頼を受けた制作会社は、相手は当然他社に見積りを取っているだろうと考え、本当は20ページぐらいにして内容も大幅に見直した方が効果あ上がりそうだなと思っていても、他社より高いと受注できないだろうからと10ページの更新でプラス1くらいの改善を提案し見積りをだすかもしれません。

他の制作会社も同じようなものとなり、結局は価格の一番いいところが選ばれることになります。しかしそれでうまく行くでしょうか。。。


予算を先に伝えることで効果を最大限にあげれる

これを「50万円の予算で、最も効果の上がるリニューアル提案をしてください。」と最初に依頼してしまえば予算は先に決まっているので、制作会社としても価格面での競争を心配する必要がなくなり、予算内の最もいい提案をしてくれるはずです。逆に「予算5万円で。」と言えば、全てのページをリニューアルすることをせずに、トップページだけをリニューアルすることを提案してくるかもしれません。全ページを中途半端にリニューアルするよりも、トップページにリニューアルを集約させた方が効果が上がる場合だってあります。

お金をかければより良いホームページを制作することはいくらでも可能です。しかし中小企業では予算内で効果を最大限に上げる費用対効果重視の施策を行っていく出来だと私は思います。


イメージは具体的に見せた方がよい

一般的にホームページを制作する場合、初回のヒアリングで制作会社と方向性などを十分に確認し、デザインコンペに仕上げていくのが一般的です。しかし、これらの作業にも費用がかかります。これらのステップはとても重要です。ろくに打ち合わせもせずに作業を始めるのは言語道断ですが、数回のミーティングと電話、メールでけで不慣れな担当者がクライアントがホームページの求める要望などを的確に理解し担当デザイナーに伝えることは困難でしょう。

そんなとき、最も効果的に短い時間でかつ効果的にデザイナーにイメージを伝えられる手段として、「参考となる他社サイト」を提示することをお勧めします。ホームページは突き詰めてしまえば平面のグラフィックでしかありません。表示する端末が限られている以上表現できる範囲にも限界があります。その上インターネット上には文字どおり星の数ほどのホームページが存在しています。どんなに思考を巡らせても結局どこかのサイトには似ざるおえないのが現状です。

しかもホームページ制作の根底は、ビジネスで役に立つことが最大限の目標であって、きれいな芸術作品を作ることではないのですから、オリジナルデザインにこだわる必要はないのです。ならば曖昧な言葉でイメージを伝えるよりも他社のサイトを表示して「こんな雰囲気でお願いします。」と言った方が確実にデザイナーにも伝わります。また、そういった制作のをした方がやり直しが少なくなり、コストも時間も大幅にカットできます。

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