定期的に訪問してもらえる制作会社を選ぶと良い
ホームページの運用では、
制作会社の定期的な訪問が重要である。
ホームページ制作会社を制定する場合、最近ではホームページ上で一括見積もりがとれりうようなサイトが普及したこともあり、制作会社が地理的に近いかどうかはあまり重要視されないようになってきています。
しかし、はっきり言って制作会社は自社の近くにある会社を選んだ方がよいと思います。確かに電話やメールなどを使えば、遠距離りでも打ち合わせや納品まで問題なく作業を行うことは可能かもしれません。しかし、名刺や看板などと違い、ホームページは運用して始めて意味のあるものになります。
ホームページが完成してからも、更新を順次進めていかなくてはなりません。クライアントのビジネス環境も常に変わっていくはずですよね。そういった変化にスピーディーに対応していき、電話やメールを使った打ち合わせだけではキャッチできないクライアントの情報をこちらから収集して提案につなげていくことをしていくには、定期的な訪問が重要になってきますので、距離が近い制作会社を選ぶことは非常におすすめです。
例えばクライアントから商品のページを追加してほしいと、データと写真を送られてきたとします、そのデータを使って、ページを制作することはもちろん可能ですが、実際にお伺いして内容を確認してみたところ、商品にはラインナップが3つも存在し、来月発表する予定であることがわかったのです。もし、直接訪問していなければ、3つの製品ページを1つずつ順番に制作し、後でまとめようと思った場合には、全てやり直しになるところでした。
見積が100万円を超えるような大規模なホームページ制作を行うのであれば、制作会社も交通費を使って訪問してくれるでしょうが、小規模なホームページの場合、制作会社にとっては交通費や時間が負担となるため、顧客が遠距離の場合、訪問したくてもできないのです。そのため、クライアントにとっても制作会社にとっても、お互いの負担を減らしより質の高いサービスを受けるために、距離が近い制作会社を選択するのがよいでしょう。
社員数の多い制作会社は避けよう。
制作会社の経費のほとんどは人件費。
タイトルだけ見ると、社員数の多い制作会社を否定しているようですが、規模が大きい会社には、多くのクライアントがいるはずですし、制作の経験も豊富でしょう。スタッフたくさん抱えているので、サポートが充実しているでしょうし、何より会社がつぶれにくいので後々安心です。
しかし、中小企業が費用をなるべく抑えながらよいホームページを制作したいのであれば、このような社員数の多い制作会社に依頼するのは避けた方がいいと思います。なぜなら、ホームページはすべてハンドメイドのオリジナル商品だからです。もし、普通の商品を販売するような業種であれば、大きな会社の方が大量仕入れでコストも下げられるでしょうし、販路も多数持っているので商品のバリエーションやサポートの面でも行き届くというスケールメリットを出せるでしょう。
しかし、ホームページは1社ごとに基本的にすべてハンドメイドで再作するので、本当にクライアントにフィットしたページを制作したいというのであれば、流用できる部品はほんのわずかです。しかも仕入れなどもほとんど無いので、制作会社にとっての経費のほとんどは人件費ということです。
人件費はそのまま製作費に反映
社員数が多い制作会社は、作業が分業制になっていることがほとんどです。デザイナーや営業、コンサルタントやアートディレクター、スティングマネージャーという役割の人もいます。多額の費用をかけられる大手企業であれば、こういった専任の技術者に依頼することで効果が出せるのですが、中小企業の場合、ほとんど恩恵を受けられないと思います。
全ての専任技術者が担当業務だけで利益を出していければいいのですが、そうはいきません。その結果、残念ながらこうした人件費をまかなうために、効果的に制作コストが高くなってしまう傾向にあるのです。
家電や工業製品を購入することは違い、求めるサービスに見合ったサイズの制作会社に依頼することで、適正価格でホームページを制作することが出来ると思います。