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集客は一番最後に行うとよい

2023/10/02

アクセスしてもらった後のことが大切

ホームページを制作して公開する作業が行われると、早速アクセス数の話が出てくるでしょう。アクセス数は「ホームページにどれだけの人が来ているのか」を意味する数値ですから、もっとも重要な数値の1つです。

しかし、ホームページの目的を、自社を知っていただくこと、自社の製品やサービスを正しく理解していただくこと、あるいは問い合わせや商品購入などのアクションを起こしていただくことだとしたら、アクセスされるだけではダメだということがわかります。

アクセスしてきたユーザーにホームページの各ページを見てもらうため、わかりやすく魅力のあるページ作りを行なえていることが重要ですし、問い合わせや商品購入までの流れが分かりやすく整理されているかどうかも重要になりますね。

大企業の場合、ページの整備を計画的に行うことができ、かつ過去のデータからユーザーの傾向などもつかめているので、アクセス数の向上がそのまま結果へ直結することでしょう。しかし、中小企業の場合、ページの内容が不完全であったり、問い合わせや商品購入への導線がまだ曖昧であるにも関わらず、集客ばかり目が行ってしまう傾向があるのです。実際にウェブ上に数多く存在する中小企業のホームページを見ると、わかりにくかったり、問い合わせがしずらい、もしくは問い合わせしたくなるような要素が少ないページを散見することができます。


集客を考えるのは最後

大切なのは、ホームページのトップページにアクセスさえすれば、各ページに掲載されている商品やサービスの理解が進み、問い合わせしたくなるページが完成しているかどうかです。これができてから初めて集客を考えましょう。

なぜ、集客は一番最後に考えるのかというと、それは1番お金がかかるから!せっかくお金をかけて集客しても、問い合わせや商品購入に至らなかったら、中小企業にとっては大きな痛手になります。また、広告費を使わないにしても、普通に検索エンジンなどからやってくるユーザー数は中小企業の場合限られてきます。数少ないユーザーを取りこぼしていたら、効果など見込めるはずがありませんよね。集客は一番最後に行うことを忘れないようにしてください。


ホームページ制作会社との付き合い方と選び方

ホームページ制作をリースにするのはやめた方がいいです。よく目にする、ホームページ制作会社の宣伝文句の1つに「初回の制作費用無料、月々定額のお支払い」というものがあります。一見魅力的ですが、制作コストを毎月リースで支払っていくのはやめておきましょう。なぜなら、ホームページは公開した後の運用こそが重要だからです。

運用していくために毎月費用を支払うことは当たり前ですが、制作は完成してしまった時点で終わりです。どんどん陳腐化していってしまうものに2年も3年も費用を払い続けることになり、まったくもってお金の無駄になります。これに対し、制作会社によっては、更新についても対応できるシステムがあったりしますが、気を付けないといけないのが、「更新できること」と「更新すること」には大きな開きがあることです。

更新できる、とは逆に言えば、更新しなければ更新されない。そして専任のウェブ担当者を持たない中小企業の場合ほぼ100%の確率で更新されることは無いでしょう。忙しい業務の中でコンスタントにホームページを更新していくことができるでしょうか?ほとんどの場合、はじめの数か月で更新は止まってしまうと思います。

したがって、運用面を任せられる制作会社と一緒になって、コストをかけてでもしっかり、更新運用していくことが、ホームページにとってもっとも重要なことになります。もし、毎月費用を払うのであれば、更新作業をする制作会社にお支払いするようにしましょう。リースでのホームページ制作はトラブルの元になりますので、お勧めできません。

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