社員にも使ってもらえるホームページを制作する
なぜ社員に使ってもらえるホームページを制作するのか
どうせコストをかけてホームページを制作したりリニューアルするなら、顧客だけでなく「社員にも使てもらえるホームページ」を制作するべきだと思います。大企業の場合、もともとベースとなるアクセス数がある程度ありますが、中小企業の場合サイトを公開しただけでは1日数件しかアクセスが得られないといったことはごく普通のこと。したがって、SEO対策やSEMなどを行って、初期のアクセス数を伸ばしていく必要があります。
しかし、最近では、有料の広告なら1アクセスで数百円という場合もあります。仮に1アクセス100円とした場合、1日100アクセスで1万円、30日だと30万円にもなる。中小企業にしてみたら、大きな出費です。
社員がアクセスすることで一石二鳥
ホームページは、単純にアクセス数が多いことが評価されるわけではありません。しかし、少なくともアクセス数が少ないホームページより、アクセス数の多いホームページの方が評価を受ける仕組みです。
それならば、お金をかけてアクセス数を買わなくても、社員が使ってくれるホームページを制作することでアクセス数を向上させれば、ビジネスにも活用できることになり、一石二鳥になります。
社員数が20人の場合、全社員が1日2回閲覧すれば、1日40アクセスになります。1か月で1200アクセスになります。営業マンが外出先で自社の製品を紹介するパンフレット代わりに使うことが出来たり、会社の営業日カレンダーでも、新着情報に会社のイベントを載せるのもいいですよね。社員が使えるホームページを制作して、少しでも活用できるホームページを目指しましょう!
「ホームページを制作したり、リニューアルする場合、自社の社員にも使ってもらえるページ作りを考えましょう!」
ホームページの予算取りは、点でなく帯で考えよう
なぜ更新されないホームページが多いのでしょうか。ホームページの本質を正しく理解すれば、更新することがいかに重要なのかがお分かりいただけると思います。更新作業はある一時の作業ではなく、期間を持って継続して行う作業です。してがって当初の計画を立てる際に、予算は点ではなく「帯」で考えなくてはなりません。
現在ホームページがほったらかし状態になってしまっているなら、思い出してみてください。最初は結構な予算を使ってホームページを制作し公開したが、2~3か月待ってみても反応がなく、アクセスが伸びなかった。制作会社に相談してみたら、アクセス数を伸ばすには追加で費用がかかるとか、ページの更新をするのにも費用がかかると言われ、結局更新しなかったなど。
このように、更新しないから閲覧も増えないし、閲覧がないから更新もしないという負の連鎖に陥ったのではないでしょうか?残念ながら中小企業の9割のホームページは、こうしてほぼ使われない状態に陥っています。いい制作会社に当たらなかった、ホームページで集客できる業界ではない、などと言って言い訳していませんか?私からすれば、ただ更新していないだけです。
更新されていないホームページはかえって逆効果です
最初から更新する予定がないなら、ホームページなど作らない方がいいと私は思っています。なぜなら、更新されていないホームページはホームページをきちんと運営できていない会社として、24時間世界中に悪評をばらまいているようなものです。
このようなことにならないように、予算は必ず帯で考えてください。例えば、制作予算が80万円あるなら、まず44万円でホームページを制作し、毎月3万円を1年間運用費に当てて更新した方が、ずっと効果が出せるようになるはずなのです。
「ホームページは更新が命!」「予算をきちんと確保して、まめな更新を心がけましょう!」