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ホームページ制作を進める時の注意点

2023/09/11

制作会社探しよりも先にやるべきこと

自社のホームページを新規に作ったり、リニューアルを担当することになった場合、あなたなら何から始めるでしょうか?とりあえず制作会社を探してみようと思ったのであれば、よいホームページを完成させることは難しいでしょう。よい制作会社を探したり選ぶことはもちろん大切です。しかし、それ以前に社内で考えをまとめておくべき事項がたくさんあるのではないでしょうか。

「計画」「作業」「見直し」の中で「計画」がもっとも重要です。ホームページを作ったり、リニューアルをしたりする場合、全体のプロセスは大きく分けて3つのフェーズがあります。「企画フェーズ」「作業フェーズ」「見直しフェーズ」です。外部の制作会社の助けが必要となるのは、「計画フェーズ」の最終段階からになり、大部分は、自分たちで実地することになります。

また、全体のフェーズのうち、この「企画フェーズ」の占める割合は全体の80%程度になります。したがって、企画フェーズの出来不出来によって、ホームページの全体の完成度がほとんど決まってしまうといってもいいでしょう。

また、外部の制作会社を使わないこの企画フェーズは、最も費用がかからないフェーズでもあるのです。そのため、自分たちで出来ることは自分たちですることで、品質の良いホームページが完成するだけでなく、費用もかなり安くあげることができます。


ホームページのリニューアルをする前に、現在のホームページを見直して

リニューアルのヒントは現在のホームページにあります。ホームページをリニューアルする際、いきなり新しいホームページの構想をゼロから考えようと思う人がいますが、それは大きいな間違いです。ホームページというものは、作成する側と、使う側の双方のニーズを満たしてはじめて意味のあるものになります。

ホームページをリニューアルするからには、必ずその目的があり、それを達成するためにクリアしなければならない課題が存在していることでしょう。この課題を知るうえで最も大切なのが、現在のホームページを見直すことなのです。制作を専門の会社に依頼するのであれば、現在のホームページの課題探しなどは、プロにお任せしたくなりますよね。しかし各企業が抱えている問題や取り巻く環境などは1つとしておなじということはありません。専門の制作会社であっても、それぞれのクライアントごとに最適解はことなるのです。

一般的にホームページは一度公開して反応を見ながら改善していくことがとても大切です。結局、時間と労力とお金を使うのであれば、スタート時点で少しでも最適な状況に近づけておいた方が効果が高まるのです。つまり、各企業が置かれている状況や環境、抱えている問題点を知るうえで、現実のホームページから得られる情報は、まさに宝物のようなものです。きちんと見直して、新しいホームページの制作に役立てていきましょう。


アクセスログなどを見ればユーザーの関心がわかります

現在のホームページの見直しをどうやればいいのか分からないという方もいるでしょう。しかし、アクセスログがあれば、1か月間にどの程度のアクセスがあるのか、よく見られているページは何なのかくらいはわかると思います。アクセスログがなくても、通常の業務で受ける電話やメールなどから、ユーザーが必要としている情報は把握できます。現在のホームページでそれらがすぐにわかるところに表記されているかなど、本当に客観的にわかる範囲でもいいので、少しでも多くの情報を整理してみましょう。

結局ホームページを利用するユーザーを利用するユーザーの大半は、素人なわけですから、素人の目線こそがもっとも大切な情報なのです。信頼できる制作会社であれば、制作依頼時にこの辺りのヒヤリングを必ず行うはずです。制作会社に対しては、つい「お任せします」とか「いいもの提案して!」と言ってしまいがちですが、それではよいホームページは完成しないのです。

ですので、ホームページのリニューアルを行う際は、まず現在のホームページの見直しを徹底しましょう!

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