「映える」と「目に留まる」の違い

【映えではない、注目される投稿も重視しよう】

インスタ映えは注目を集める投稿のポイントですが、例えばビジネス要素の高い投稿では「映え」よりも「役に立つ情報」の方が求められます。情報の詰まった写真や動画を投稿することも、見られるためのポイントです。

【目に留まる投稿とは】

１枚の写真で「映える」投稿は、注目され、拡散すれば多くの人に見られ、たくさんの「いいね！」やコメントが付いたり、それがきっかけでフォロワーが増えたりするかもしれません。いわゆる「バズる」ことを狙って投稿するのも間違いではありません。

ただ現実には、「バズる」ことは続かない方が多いのです。それよりも「目に留まるもの」を地道に投稿し続ける方が長い目で見れば良質なインスタグラムになるでしょう。

例えば同じ趣味趣向のユーザーにとって役に立つ情報が含まれる写真。行きたくなるような景色やお店の情報は、実際に役に立つ情報になります。ペットの写真でも、行動から見つけ出したいろいろな発見などを投稿していけば、同じ動物をペットにしているユーザーにとって、役に立つ情報になります。料理好きならレシピはとても役立つ情報です。ただ美味しそうな食事の写真だけではなく、そこにレシピをかくことで、その投稿が持つ価値が変わります。

そのような役に立つ情報は、興味のあるユーザーにとって「目に留まる情報」でもあります。そして情報が蓄積されていくことで、まるで辞書のように「ここを見ればいろいろわかる」場所になります。「このユーザーの投稿を見ていると役に立つ」。そんな投稿を増やしてみるのも、フォロワーを増やす手と言えます。

ストーリーズとは

【写真や短時間の動画を２４時間だけ公開する】

「ストーリーズ」はインスタグラムの中で「２４時間だけ公開する」機能を持つ投稿方法です。２４時間過ぎると自動的に消えるので、「ずっと残しておくほどでもない」ような手軽な投稿を楽しめます。

【ずっと残しておきたい投稿と使い分けをしよう】

「ストーリーズ」に投稿すると、２４時間だけ公開されます。２４時間が過ぎると削除され、他のユーザーはたとえフォロワーであっても見ることはできません。

インスタに共通の投稿方法で写真や動画を投稿すると、自分で削除しない限りはずっと残ります。そのためアルバムに写真を貼っていくように、ずっと残しておきたいものの投稿に向いています。一方でずっと残しておきたい投稿をする機会がそれほど多くない人もいます。「もっと手軽に、今の気分で投稿したい」そんな使い方のニーズにこたえるのが「ストーリーズ」です。

例えば今、目の前に見える景色をちょっと見せてみたいとか、今の気分をツイッターでつぶやくように公開したい、そんなときに「ストーリーズ」が向いています。インスタは写真や動画をメインにしますので、文字だけのメッセージよりも楽しい投稿を作り出すことができます。

ストーリーズには、写真も動画も投稿できます。写真の場合、静止画として７秒ほど表示されます。動画の場合は１本につき最大１５秒の動画を、１回の投稿で最大４本まで連続して投稿できます。

ストーリーズを投稿すると、フォロワーの画面にアイコンが表示され、ストーリーズは特にフォロワーに向けて「今を伝えたい」といった投稿をする場所とも言えます。

ライブ配信を活用して、リアルタイムの中継をする

インスタグラムでは「インスタライブ」と呼ばれるライブ配信が可能です。インスタライブはスマホを使い、その場所から世界中に向けてリアルタイムの中継をします。タレントや文化人では自分を映し出した配信が多く行われていますが、必ずしもテレビ番組のように自分を映し、話すことだけが配信ではありません。目の前の景色や出来事を手軽に映し出すことも、魅力のある配信になるでしょう。「インスタライブ」では、高価な機材や高度な技術を使わずに、これまで難しかった「今を世界中に中継する」ことが、誰でも簡単に出来るようになりました。